2022/05/18(水)
〜バレエ腰痛について〜相模大野で唯一の【慢性腰痛専門】整体院カイル相模大野
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〜バレエ整体〜
こんにちは!
今回からは
バレエをされている方、
レッスンで先生のアドバイスどおりにしているけど、上手くできない方、
腰痛、股関節痛、膝痛、足の痛みなど、痛みでお悩みの方
に向けてお伝えしていこうと思います!
バレエには、バレエ用の身体の使い方があって、それらはすべてつながっています!つまり、バレエの身体の使い方には一切ムダなものがなく、美しいです。
先生たちは小さい頃からバレエをやっている方ばかりなので、バレエ用の身体の使い方や、そのつながりを自然と身体が覚えています。
たとえば、「骨盤が立たない」ことや「股関節が硬いこと」をアドバイスされたとしても、それはその部分だけの問題ではありません。骨盤や股関節を使えるようになるためには、体幹から脚のつながりを使う必要があります。
なので、そういった身体のつながりや具体的な動きについてお伝えしていきます!
具体的なアドバイス「ターンアウトして!」
まず、ターンアウトとは下の図の姿勢です。
簡単に言うと
・両方の脚全体を外に開くこと
・脚を外側に開いたときに、膝の向きとつま先が同じ方向になっていること
です。
この時の注意点としては
足だけを無理に真横に開いて形を作ってしまうこと。そうするとつま先は横を向いているのに、膝が前を向いている状態になってしまいます。
地面をしっかり踏めずに、膝や足首のケガにつながったり、後ろ重心、腰が落ちやすくなってしまいます。
では、そもそもなんでターンアウトをしなきゃいけないのか、ターンアウトをすることによるメリットをお伝えしていきます。
①可動域が増える
足を様々な方向に高く上げることができるのはターンアウトするからです。
②体がブレずに安定する
上に伸びようとする力と、床を押す力が互いに引っ張り合うように働くので、軸がブレなくなります。
③ケガを防ぐ
きちんとしたターンアウトができているとケガや痛みの予防になります。
④長くてほっそりした筋肉がつく
ターンアウトができていると、筋肉のつき方が変わって、プロポーションが縦に伸びるようになります。いわゆるダンサー体型です。ターンアウトができていないと下半身が太くなってしまいます。
バレエ上達のためには、ターンアウトが欠かせないものであることがわかりますね!
<らくらくターンアウトするコツ>
・太ももを先に回す意識
最初から足先を思いっきり開いてポジションの形を作るのではなく、「太ももを先に外側に回す」を意識してみましょう。たったこれだけで足先だけのなんちゃってターンアウトを防ぐことができます。
足を先に開いてしまうと人体の構造上、肝心の股関節は開かず、逆に固めてしまってO脚や膝を痛める原因になってしまいます。
<股関節をひらく主な筋肉>
お尻(大臀筋、中臀筋)
股関節(腸腰筋)
前もも(ほう工筋)
ただ、これらをメインに股関節を開こうとすると可動域が狭くなるので、ターンアウトにはお尻のインナーマッスルを働かせる方がいいです。
では、この大きな筋肉たちはターンアウトに関係ないのか、というとそうでもありません。体幹や骨盤を支えたり、体のバランスを保ったりすることでターンアウトを助けています。
ただ、こちらをメインで使いすぎると、十分に股関節を開くことがしづらくなり腰や膝などを痛めてしまう原因にもなります。
<ターンアウトをキープするインナーマッスル>
股関節を開くとき使いたい筋肉は深層外旋六筋と言われます。その名の通り6つあり、お尻の奥の方にあるインナーマッスルです。
梨状筋
上双子筋
下双子筋
内閉鎖筋
外閉鎖筋
大腿方形筋
バレエのレッスンでターンアウトをする時に、「お尻を締めて」「坐骨を内側に回すように」といったアドバイスを聞いたことはありませんか?
これは、お尻のインナーマッスルを使うことによりできることです。
この筋肉たちが働くことでターンアウトをキープできます。
いかがでしょうか?今回からはこのような感じでバレエについて、すこし詳しくわかりやすくお身体の使い方についてお伝えしていきます。
当院ではバレエで腰を痛めたり、坐骨神経痛になったり、膝を痛めたりされる方が多くいらっしゃいます。
腰痛、特に坐骨神経痛の改善には自信がありますので、お悩みの方は一度ご相談いただければと思います。