2022/05/27(金)
〜バレエ整体「内ももを使うコツ」〜相模大野で唯一の【慢性腰痛専門】整体院カイル 相模大野
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こんにちは!
整体院カイル 相模大野 院長の入江哲朗です。
今回もバレエでレッスン中よく耳にする、「内ももを使って!」というアドバイスについてお話ししていきます。
具体的なアドバイス「内ももを使って!」
では最初に、なぜ、内ももを使わないといけないのか。その理由からお話ししていきます。
まず内ももの筋肉は、解剖学的には主に内転筋と呼ばれる筋肉を指します。
内転筋の主な働きは、両足を引き寄せること。この内転するという働きが、どの分野のダンサーにとっても大事だとされる理由は、体の軸を作る役割があるからです。
たとえば、片足立ちで様々なポーズをする時、内転筋は外転筋(中殿筋など)と一緒に働いて骨盤を安定させます。
なので軸やバランスを取るためには、内転筋が不可欠になるわけなのです。
では、反対に内転筋が使えないことのデメリットは?というと
・膝が外へ向く
…O脚になったり、膝が伸びずに曲がってしまう、膝痛、腰痛が起こりやすくなる。
・軸がブレる
…軸足が弱い、片足バランスがやりづらい、股関節が硬い
などのデメリットがあります。バレエをやる上でとても重要なことがわかりますね。
では、内ももを使うコツをお伝えしていきます。
<内ももを使うコツ>
・みぞおちから脚をつかう意識をもつ
内転筋を使いたいのなら、内ももに意識を持っていくのは逆効果になります。
ではどこを意識したらいいかというと、体幹です。
でも、タンデュ(片脚の膝を伸ばしたまま、前、横、後ろのいずれかの方向にすり出す動き)で足を出すときも、脚を使うとなると股関節から足を動かしたくなると思います。
そこでまずは、みぞおちあたりから脚が生えているイメージをして使うと大腰筋というインナーマッスルを使うことができ、結果的に内ももも一緒に使えることになります!
この癖がつくと、自然と前ももを使わないようにできるようになります。
・脚を長くつかう意識を持つ
バレエの基本の5つのポジションも内ももを使う動きになります。
つまり、、股関節から下が脚だと思って使うと、なかなか内ももに意識がいかず、前ももを使って無理にターンアウトしてしまうことになってしまいます。
本来、バーレッスンを正しく行うと、1番から5番まで徐々に股関節が開いていきます。
なので、ポジションの順番が上がるごとに脚の長さが長くなると意識してみると、動きながらターンアウトを正しく維持することができるようになってきます。
<内転筋をつかう練習>
・レッスン前に、2番→3番を内転筋を伸ばしてやってみましょう!
2番→3番は、内転筋をつかう良い運動です。2番ポジションをきちんとやった後に、3番ポジションにするという練習を丁寧に何回かやってみましょう。そうすると内転筋にスイッチが入ります。
・仰向けで前タンデュをしてみましょう!
本来バーレッスンでタンデュが正しくできていると、「体幹から使う」というスキルは身につくものなのですが、特に大人からバレエを始めた方などは大腰筋や内転筋を使うという感覚が掴みにくいかと思います。
特にそういう方には、「仰向けで前タンデュ」が効果的です!
この際に内ももを意識しようとすると、前ももに力が入ってしまうこと確認してみましょう。
次に、お腹を意識して前タンデュをしてみましょう。
内ももを意識した時よりも、内ももを使えているかと思います。
最初は内ももが使えてるという意識もなかなか分からなかったり、難しいかと思います。
ですが練習をするにつれて、できるようになったり意識して使えるようになる、そういった瞬間にバレエの楽しさを感じていけるともっとバレエが楽しくなりますよね!
最初からできる人はいません、すこしずつ頑張っていきましょう。
そのために、私もみなさんに分かりやすくお伝えしていきます^ ^
当院ではバレエで腰痛や膝痛、坐骨神経痛などお身体に痛みがある方が多くいらっしゃいます。
そのような痛みでお悩みの方は一度私に、ご相談いただければと思います。