2019/10/11(金)
【関連痛とトリガーポイント】について簡単に。腰以外の痛み。
こんにちは!
町田・相模原で唯一の【腰痛専門】整体院カイル 院長 渡辺貴大です!
今回は腰痛で出現する様々な痛みについてお伝えします。
腰痛を出現させる様々な疾患では、腰の痛み以外にもあらゆる部位に痛みを出現させます。
腰以外に出現する痛みには種類がありますので、それぞれご紹介します。
〜神経痛と局所痛〜
神経が圧迫されて起こる痛み・しびれを神経痛といいます。
この特徴は神経の支配部位に痛みと感覚障害、筋力低下、反射の異常があることです。
腰部の疾患でありながら、脚に症状が現れます。その症状の部位を細かく調べることで、腰の病変についてある程度予測することが可能です。
腰そのものの痛みを局所痛といいます。
これは椎骨、椎間板、椎間関節、筋肉に分布している腰からの神経が痛みを伝えます。
〜関連痛とトリガーポイント〜
神経痛、局所痛以外にも神経の関連のないところに出現する痛みを関連痛といいます。
例えば腰痛とともに出現する頻度の高い、お尻の痛みや太もも裏の痛み、股関節の痛みなどがあります。
この関連痛を引き起こす部位をトリガーポイントといいます。
トリガーポイントは筋肉だけでなく、靭帯、腱、骨膜、皮膚、内臓、関節などの深部の組織に生じた障害により、
生じることがわかっています。
筋肉では筋硬結として触ることができます。下の図のような部位にトリガーポイントは出現します。
トリガーポイントを押圧することにより、飛び上がるような痛みや、ズンと響く痛みが感じられます。
関連痛の発生メカニズムは、神経が痛みを伝える際に近くを通る別の神経を刺激したり、脊髄や脳で痛み刺激を処理する場合に起こるとされていますが、完全には解明されていません。
関連域では血管の収縮、温度低下、発汗異常などが見られることがあり、交感神経の異常興奮も関係していることが示唆されます。
腰痛では腰以外の症状が出現することが多いです。
腰以外の痛みがある場合は、腰のみに痛みがある場合より改善に長期間を要する場合が多いです。
当院では今回お伝えした関連痛とトリガーポイントの考え方を施術に取り入れております。
長年の腰痛にお悩みの方は、当院にご相談ください^ ^